20200131
以前の業界の流行は右向け右というふうに、わかりやすかったと思います。
各都道府県の中心部で流行り、その後、各都道府県のローカルというふうに。
今は各個人が外に目を向け学び発信して、地域差がなくなっていて、閉鎖的な業界がSNSの発展でかなりオープンになってます。(オンラインサロンなどの技術などの開示など)
なので働く美容室を選ぶ時に、地域だけにとらわれる時代でもないかなと、もちろん自分がどうなりたいかという時に働く場所の特性が大事というのも確かではあります。
都会でたからと言って成功なんてしないし、都会だろうが、ローカルだろうが頑張らない人はダメだし、どこだろうと続けてる人がチャンスを掴めると思います。
私が美容師をし始めた時の有名サロンで未だに第一線を走ってるサロンって本当に少なく、その残ってるサロンは今の時代とのバランスの取り方が本当にうまいんだなと思います。
自分たちの軸を持つというのは大切でこれがないとダメだと思います。
ただそれが形で『これ』ときめてしまうのは危険で、やはりもっと感性の部分で軸を持つべきでないかのと。 技術は大事だと思いますが感性が鈍いとやはり創るスタイルが古く感じます。 よく年齢が高くなると創るスタイルが古臭く感じたりするのは感性が追いついてない(加齢に伴い鈍くなるのはしかたない)と思ってしまいます。 全てのトレンドを知る必要はないと思いますが自分自身が若年層の感性のお客様のヘアスタイルに携わりたいならロジカルだけでは無理で、文化への理解をしなくてはいけないなと。(スタイルはやはり文化からうまれてるから)
感性は生まれ持ったものではなく、磨かれるものだと思っているので成長させることが可能です。 常に感じること、触れること、視ること、調べること、これらを続けると自ずと感性は研ぎ澄まされていくと。(一般的に良いとされるものを初めは見ていくのがわかりやすい、ロールモデルを見つけるのがわかりやすいと思います)
ただ、やはりローカルと都心部の差は『センス』というのはまだ感じます。(ファッションセンスなんかを見ると結構わかりやすいかなと)
とりあえず今回何が言いたいかといううと
働きたいサロンを見つける時に、待遇面ばかりに気をとられてやりたいことからぶれずに ってことです。
では、また。
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